【最高級品種】希少性の高いゲイシャ種の特徴とその味わいについて!

皆さんご存知ですか?

スターバックスで1万円/250gで販売されたコーヒー豆が存在する事を…

そうです!「パナマ アウロマール ゲイシャ」です!

これはスターバックスリザーブで2014年に期間限定発売されていたものです。

当時はこの桁外れの値段が大きな話題になりました。

ではなぜゲイシャ種はそんなに高いのでしょうか?

ゲイシャ種とは?

ゲイシャとはアラビカ種の亜種であり、その名前はエチオピアの南西部のカフア地方に存在する原産地の「ゲシャ村」が由来になっています。

その歴史は意外と浅く、1931年発見され、1950年代にコスタリカに持ち込まれましたが、当時の栽培標高が低かったために味が悪く、長年見向きもされていませんでした。

しかし、2000年になってパナマのエスメラレダ農園で栽培されたゲイシャ種がしっかりと実り、次第にその味が評価され、2004年に各種の品評会で非常に高い評価を獲得しました。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~rondovel/on_main_screen/beans_page/panama_geisha.htmlより引用

現在も「パナマ ラ・エスメラルダ農園」のゲイシャ種は

ゲイシャ種の特徴

ゲイシャ種のコーヒーノキは他の品種に比べて木の背丈が2倍以上にもなり、更にあまり多く実が実らないため、収穫が大変且つ効率の悪さが目立ちます。

一方でさび病に強く、またその実の少なさのために実の一粒一粒にしっかりと栄養が行き届き、個性的な風味が生成されます。

しかし、ゲイシャ種であればどこで栽培されたものでも美味しいかと言われると、実はそうでもありません。

上の記事にも述べているように、コーヒーの味を左右するのは品種の他にも土壌や気候、標高など様々な要素が影響します。

特に標高はとても重要で、標高が高いほど昼夜の寒暖差が大きくなり、その影響でコーヒーチェリーは固く育ちます。コーヒーチェリーの固さは風味の豊かさに大きな影響を与えるとされており、コーヒーの栽培において重要視されています。

最適な栽培条件で栽培されたゲイシャ種は風味が抜群に良く高値で取引されており、その価格は他のコーヒーの追随を許さないほど高価なものになります。

スターバックスで発売されたゲイシャ種

スターバックスからゲイシャ種が始めて販売されたのは2012年で「コスタリカ フィンカ パルミレラ」(¥6,000/226g)という名称のものです。

また、2014年には「パナマ アウロマール ゲイシャ」(記事の最初に紹介したもの)が発売さました。これは250gで10,000円という高値から大変話題を集めました。

その後もゲイシャ種は出ています。その名も「コロンビア セロ アズール」(¥7,500/250g)です。こちらは「パナマ アウロマール ゲイシャ」の産地が違って2007年にパナマから持ち込まれ、最初に初めて栽培が始まったコロンビアの「セロ アズール農園」で収穫されたものです。

「コロンビア セロ アズール」は現在までに4回も期間限定販売されているので今後も登場する可能性は高いです。

ゲイシャ種の味わい

ゲイシャ種は様々な風味が見事に調和しています。

レモンの様な柑橘系を感じさせる軽快な酸味、ジャスミンの様なフローラル感、蜂蜜やチョコレートを思わせるコクや甘味、しっかり感じることの出来るフルーティーさがそれぞれ主張し過ぎることなく調和しています。

また、ゲイシャ種のフルティーさを存分に感じるためには浅煎りのものを選ぶことをお勧めします。

良いゲイシャ種のお豆を手に入れることが出来たら、豆本来の味をそのまま引き出せる「フレンチプレス」で抽出してみてください。

コーヒーの風味に加え、豆本来が持つコーヒーオイルを味わうことができます。

ゲイシャ種の等級

ゲイシャ種の等級は生産国の基準に従って格付けされます。

パナマ産の等級分け

エスメラルダ農園で有名なパナマではコーヒーを「標高」で等級分けをします。

標高1,350m〜:ストリクトリー・ハード・ビーン(SHB)

1,050m〜1,350m:ハード・ビーン(HB)

900m〜1,050m:エクストラ・プライム・ウォッシュド(EPW)

標高が高いほどランクが高くなるのは前述の通り寒暖差によって豆が固くなり、上品な風味が生まれるためです。

コスタリカの等級分け

コスタリカのコーヒーはあまり聞き慣れない方も多いと思いますが、近年はスペシャルティコーヒーで注目を浴びてきています。

国全体で高品質なコーヒー栽培を推し進めており、1988年にアラビカ種以外の品種の栽培を禁止にするという徹底ぶりです。

そのコスタリカコーヒーは太平洋側と大西洋側別々で標高で等級分けがなされます。

太平洋側

  • 標高1,200m〜1,650m:ストリクトリー・ハード・ビーン(SHB)
  • 1,000m〜1,200m:グッド・ハード・ビーン(GHB)
  • 800m〜1,000m:ハード・ビーン(HB)

太平洋と大西洋の中間

  • 標高500m〜1,000m:ミディアム・ハード・ビーン(MHB)

大西洋側

  • 標高900m〜:ハイ・グロウン・アトランティック(HGA)
  • 600m〜900m:ミディアム・グロウン・アトランティック(MGA)
  • 150m〜600m:ロウ・グロウン・アトランティック(LGA)

コロンビアの等級分け

コロンビアではスクリーンサイズという大きさで等級分けがされます。

  • スプレモ:スクリーン17(6.75mm)以上の豆が80%以上
  • エキソルソ:スクリーン14(5.5mm)~16(6.5mm)

ゲイシャ種を買うなら

せっかくゲイシャ種を買うのならばやはり良いお豆を買いたいですよね。

そこでおすすめなのは「オークションロット」と呼ばれるオークションで取引されるものと同じ行程で生産加工されたゲイシャ種を買うことです。

もちろん、オークションロットのゲイシャ種はその他のゲイシャ種に比べて高くなります。

まとめ

今回は世界最高級のゲイシャ種についてまとめました。

とても高いお豆ですが、それでも飲む価値があります。インターネットでは焙煎の度合いを指定できるところもありますので、ぜひ一度お召し上がりください。

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